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ノロウイルスに注意しましょう

20151105日 更新

ノロウイルスについて

  • ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
  • ノロウイルスは、手指や食品などを介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱などを引き起こします。
  • 健康な方は軽傷で回復しますが、子どもや高齢者では重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて亡くなる場合もあります。
  • ノロウイルスについては、予防のためのワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られています。
  • 特に社会福祉施設や学校においては、予防対策を徹底しましょう。

予防方法

感染した人の便やおう吐物には大量のウイルスがいます。こまめな手洗いや加熱殺菌などで感染を予防しましょう。

手洗い

  • 調理や食事をする前、トイレのあと、オムツ交換後などこまめに手洗いをしましょう。
  • 指先、爪の間や指の間もしっかりと洗いましょう。
  • 手洗いの後は、清潔なタオルか、ペーパータオルでふき取りましょう。

加熱殺菌

  • 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱しましょう。
  • 加熱の目安は85度から90度以上で、90秒以上です
  • まな板、包丁、へら、食器等の調理器具や流し台には熱湯が有効です。
  • 特に、加熱用と表示されているカキなどの二枚貝はしっかり加熱しましょう。

特に注意が必要なとき

  • 小児や介護を要する高齢者がいる家庭や施設で、下痢・おう吐等の症状がある場合。
  • 下痢やおう吐物などのお汚物処理や、オムツ交換等を行う場合。
    • 症状がある場合は、調理など食品の取扱いをしないようにしましょう。
    • みんながさわるトイレのレバー、ドアノブ、水道蛇口、冷蔵庫の取っ手なども消毒しましょう。

症状

  • 潜伏期間:24時間から48時間
  • 症状:吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱。通常、これらの症状が1日から2日続いた後、回復します。また、感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。
  • 抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重症化することがあります。
  • 症状が治まっても、ふん便の中には一週間から一か月程度ウイルスが排出されます。

治療

  • 現在、ノロウイルスに有効な坑ウイルス剤はありません。このため、通常、対症療法が行われます。
  • 特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。
  • 脱水症状がひどい場合には、医療機関で輸液などが必要になります。
  • いわゆる下痢止め薬(止しゃ薬)は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。

集団施設の留意点

  • 乳幼児や高齢者施設では、初発症状としておう吐が多くなっています。
  • 感染拡大を防ぐため、おう吐物に対しての注意が必要です。
  • 職員もノロウイルスに感染し、その手指を介して施設内に感染を拡大させる場合がありますので、注意しましょう。
  • 多くの人が触れる場所をこまめに消毒することが感染拡大防止・集団発生の早期終息のポイントです。
  • 症状のある人は、入浴は一番最後かシャワーにしましょう。

消毒液の作り方(台所用塩素系漂白剤原液(5%)から作る場合)

通常の消毒用:濃度200ppm(0.02%)

  • 1リットルのペットボトル水に原液をキャップ1杯(5ミリリットル)を加える。
    • ドアノブ、手すり、調理器具などに使用します。

汚染がひどい場所用:濃度1,000ppm(0.1%)

  • 1リットルのペットボトル水に原液をキャップ4杯(20ミリリットル)加える。
    • おう吐物やふん便が付いた床や衣類に使用します。

使用上の注意

  • 使用するときは充分な換気をしましょう。
  • 手が荒れるので、手袋をしましょう。
  • 金属に使用した場合、さびることがあります。

関連ファイル

山形県ノロウイルスチラシPDFファイル(137KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

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