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樋渡 浩個展 ちっこしむがしのころびらだ

会期 2019年3月23日(土曜日)から5月12日(日曜日)まで
開館時間 平日:午前9時から午後7時まで(3月は午後6時閉館)
 土曜日・日曜日:午前9時から午後5時まで
休館日 毎週月曜日、4月30日(火曜・祝日)、5月1日(水曜・祝日)、5月2日(木曜・祝日)
入館料 無料
会場 庄内町内藤秀因水彩画記念館 第2展示室

概要
庄内町在住の樋渡浩氏(1932-)のエッセイとイラストおよび彫刻作品約50点をご紹介します。
旧余目町出身の樋渡氏は山形大学教育学部で彫刻を学び、卒業後、県内で教員となります。
教員時代には美術教員仲間と「つぶの会」を設立して精力的に活動をおこない、1985年には山形県美展彫刻部門の委嘱作家となりました。
また、近年では多数のエッセイも執筆しており、2012年には高山樗牛(たかやまちょぎゅう)賞を受賞しました。
樋渡氏のエッセイは昭和の余目における暮らしのなかの、さまざまな余目ことばの語源や用法について綴ったものです。文にはやわらかなタッチで描かれた自筆のイラストが添えられ、するどい考察が誰にでも親しみやすく表現されています。
ころびらだ(=こどもたち)に向けられた樋渡氏のやさしいまなざしや、余目の豊かな言語文化が感じられる展示です。

関連イベント
(1)「昔ばなし語りの会 ~むがしあったけど~」
余目の方言で語られる、余目につたわる昔ばなしとちっこしむがし(=ちょっと昔)の日常会話をお楽しみいただけます。

〈第1回〉
・日時:3月24日(日曜)午後2時~(1時間程度)
・語り手:渡辺 綾子氏、佐藤 一彦氏、後藤 千代子氏、樋渡 浩氏

〈第2回〉
・日時:5月4日(土曜)午前11時~(1時間程度)
・語り手:渡辺 綾子氏、佐藤 一彦氏、樋渡 浩氏

(2)「樋渡浩個展に添える箏の演奏」
箏のミニコンサートを開催します。
「春の恵」、「さくら さくら」などの春らしく艶麗な調べをお聞きいただけます。

・日時:3月23日(土曜)、30日(土曜)、4月7日(日曜)、21日(日曜)、28日(日曜)、5月5日(日曜)
 いずれも午後2時~(10分程度)
・奏者:高瀬 雅楽秋氏

※(1)(2)いずれも庄内町内藤秀因水彩画記念館にて、お申し込み・参加費は不要です。
 参加をご希望の方は当日会場までお越しください。


樋渡 浩「無心」


樋渡 浩「小さな鼓動」


樋渡 浩「亥年の子」


樋渡 浩「べんとつめ」


樋渡 浩「わらすぐり」

特別展