更新日：2022年11月29日

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　永年、地域に根差した産業の発展や地域振興などに大きな功績を挙げられたとして、阿部武敏さん（廿六木）が旭日単光章（きょくじつたんこうしょう）の栄光に輝きました。
　阿部さんは、昭和52年から株式会社マルハチの代表取締役を務め、平成20年4月からは、同社の取締役会長に就任し、現在に至ります。代表取締役に就任直後の昭和52年に研究開発室を開設し、同社の競争力の根源となる商品開発力の強化に注力され、多くの製品を市場に送り出すとともに、地元の新卒者の積極的な採用を行い地域雇用の拡大に貢献されました。
　また、平成20年5月から平成26年5月まで庄内町商工会会長を務め、現在に続く「一店逸品運動」の充実や「笑顔で元気なあいさつ運動」の展開など、リーダーシップを発揮されました。さらに、平成20年５月から現在まで庄内町観光協会会長を務めており、教育旅行の受入体制の強化を図るため「庄内町グリーン・ツーリズム推進協議会」の設立や、平成28年にスタートさせた「月山龍神マラソン」の運営などにおいて中心的な役割を担い、本町の観光誘客創出の取り組みに精力的に関与し、観光振興の面でも大きな貢献をいただいています。
　11月29日に、富樫町長と樋渡副町長へ表敬訪問に訪れた阿部会長は「まさか自分が勲章を受章するとは考えたこともなかった。28歳で代表取締役となり、兄弟と社員一丸となって必死に頑張ってきた。今回の受章は、マルハチ全体にいただいたものとたいへんありがたく思う」と話していました。