東日本大震災から12年。今の在校生は、記憶にほとんどない世代となっています。そこで、追悼する気持ちや悲しい思い出を風化させないため、立中では当時の映像を観て、感じたことを記入する活動をしました。庄内町と南三陸町は友好町です。2学年は「総合的な学習」で現地訪問をして、つながりの起源や被災後の支援、現地の復旧の流れなどを学びました。これからもこのつながりを大切にしていければと感じます。

1年の締めくくりの季節となってきました。卒業に向けた準備も徐々に始まっており、1・2年生が日々昼休みに合唱練習を行っています。これまで様々な場面で引っ張ってくれた先輩への恩返し。言葉だけでなく、歌声に思いを乗せて届けるのも、素敵なことだと思います。新生徒会役員がリーダーとなって頑張る様子も、とても頼もしく、立中の伝統のバトンが確実に受け継がれつつあるなと感じます。

立小生を迎え、1年生が中学校生活についての説明をしました。進学するにあたって気になること、不安なことなどの質問に答えたり、実際に校舎を案内したり、合唱の披露をしたりしました。この行事を通して、1年生は間もなく先輩になる自覚を強くしたように見えます。3年生が卒業した後の立中を、一緒に引っぱっていってほしいと願っています。

3学期が開始となり一週間がたちました。冬休み、そして3連休で浮かれた気持ちも落ち着いてきたように見えます。始業式では、各学年の代表の生徒が3学期の抱負を述べました。3年生は入試や卒業に向けた思い、1・2年生は上の学年に進むにあたっての課題を明確にし、乗り越えていきたいという思いに溢れていました。3学期は非常に短いもの。掲げた目標の実現に向けて、自分個人として、また学級としても日々の生活に取り組んでいってほしいと思います。