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第120回収蔵品展「Flora ―フローラ―」

会期

2022年4月5日(火曜日)から5月1日(日曜日)まで

開館時間

午前9時~午後7時(土日は午後5時閉館)

休館日

毎週月曜日、4月29日(金曜日・祝日)

入館料

無料

会場

庄内町内藤秀因水彩画記念館

※新型コロナウイルスの流行状況により開催期間等に変更が生じる場合がございます。
  最新の開館状況やご来館時の注意事項は、トップページ「新着情報」をご確認ください。

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概要
本展では春や植物をテーマに3種類の収蔵品約70点をご紹介します。リニューアル前最後の収蔵品展をお見逃しなく!

水彩画/内藤 秀因ないとう しゅういん

 内藤秀因が好んで描いた梅・桜・牡丹を中心に、草花や樹木を主題または風景の一部とした作品約45点をご紹介します。光を宿しているような花びらの表現はもちろん、力強くうねる古木の幹の表現も見どころです。どのような花が作品に取り入れられているかにもご注目いただきながら、春の記念館の散策をお楽しみください。

新収蔵品/太田 萬里おおた まさと

 太田萬里氏(1929~)は、日本画家太田義一おおた ぎいち(狩川出身)の三男であり、日本画家、山野草研究家、草木染研究家として多彩な活動をしています。
 作品のテーマは野山や川辺の風景や四季の草木、そこを住みかとする小さな生き物たちの姿で、いずれも山野草に関する知識と確かな観察眼、そして優れた画力を合わせて生み出された、太田氏ならではの表現といえます。
今回は、令和3(2021)年度の作品展を機に当館にご寄贈いただいた色紙と短冊12点をご紹介します。繊細な筆さばきに、対象への愛情や、遊び心が加わった作品の数々をご覧ください。

植物標本/加藤 元助かとう もとすけ
 加藤元助(1885~1976)は東田川郡廻舘まわたて村(現在の庄内町廻館まわたて)出身の教育者・植物学者です。山形県の植物学研究のパイオニア的存在であり、「ウエツアザミ」「ホカリヒコグサ」など新種の植物の採集等をおこなったほか、県内の農学校長を歴任し、後進の育成にも尽力しました。
 当館で収蔵する植物標本は、1957年に余目町立図書館(現在の庄内町立図書館)が加藤元助に依頼をおこない、作製されたものです。
 本展では、収蔵する標本約1,200点のなかから、加藤元助と縁の深い植物、県や国により絶滅危惧種として指定されている植物、100年以上前に採集された植物、展示中の絵画に関連する植物など14点を選び、ご紹介します。

おもな展示作品


内藤 秀因《須賀川牡丹園 藤棚・巨木牡丹》1967年


内藤 秀因《成田山の梅》1980年ころ


内藤 秀因《楯山の枝垂桜》1969年


内藤 秀因《須賀川牡丹園 二段咲》1967年


内藤 秀因《黒潮荘》制作年不詳


内藤 秀因《黒潮荘》制作年不詳


内藤 秀因《榛名湖 相馬ヶ原》1970年


太田 萬里《ネコヤナギ》制作年不詳


太田 萬里《ダイコンソウ》制作年不詳


太田 萬里《ノブドウ》制作年不詳


太田 萬里《シロバナタカネナデシコ・コメススキ》制作年不詳


太田 萬里《早春の最上川》制作年不詳


加藤 元助《ノブドウ》1957年


加藤 元助《オカオグルマ》1932年

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