職員室のつぶやき【令和3年度2学期】
令和3年12月24日(金曜)長い二学期が終了しました
始業式のときの体育館は30℃を越える暑さでしたが、本日は10℃を下回る寒い中での終業式となりました。長い二学期、生徒自身も大きな成長を感じているようでした。各学年の代表生徒が振り返りを発表し、自分の成長に手応えをつかみつつも、三学期を見据え課題も見つけていました。二学期は文化祭があり、学校行事の中で役割を任されることで成長したという話や、学級での日々の生活で課題を克服したという話、学習を計画的に進めようと努力した話などがありました。
また、生徒指導部の先生からは、冬休みに意識すべき3つのテーマとそれにちなんだ漢字の話がありました。冬休みはあっという間に終わるかもしれませんが、「命」を大切にし、強い「心」を持って、「新」しいことに挑戦しましょう。
令和3年12月7日(火曜)生徒会役員選挙がありました
ポスター作成、昼休みのあいさつ運動、各学年を回っての演説などを経て、立会演説会そして投票が行われました。立候補した生徒はもちろん、誰に投票するかを悩む全校生徒が、未来の立中の姿を本気で考え向き合う時間となりました。自分の意思で立候補し、最後まで戦い抜く候補者の姿は、先輩・同級生・後輩、そして教員の気持ちも熱くしてくれました。この学校を自分の手でよりよいものにしていこうとする姿勢が、とても嬉しく、頼もしく感じられました。そんな候補者を見ながら3年生は、自分たちの後を継ぐリーダーに思いを託したのだと思います。1年生は、真っ直ぐ戦う先輩の姿勢に、来年は自分もこうなりたいと思わせてくれました。
当選者は決まったわけですが、これで何かが終わったのではなく、これからが始まりです。執行部の正式なバトンタッチはもう少し先になります。それまでの期間で先輩達から最大限にリーダーとしての振る舞い方を吸収し、思う存分活躍してほしいと思います。そして、そんな新しいリーダーを全校生徒で支え、ともに突き進む立中になっていって欲しいと思います。
放送委員会の活動として、「立中生インタビュー」が行われています。学年問わず毎日ゲストを招き、昼の放送でインタビューをしています。生徒の色んな面が聞けるので、給食を食べながら全校生徒が楽しんでいます。放送委員の応答も上手で、会話が盛り上がっています。15日まで続くので、これからも楽しみです。
保健委員会が中心となって、「清掃強調週間」が行われています。清掃分担区ごとに、3つの重点項目を決め、普段なかなか手が回らない部分まできれいにします。全校でしっかりと取り組み、綺麗な校舎で冬休みを気持ちよく迎えられそうです。
残すところ2学期も残り3週間です。気を抜かず1日1日を大切に過ごしていきましょう。
令和3年11月26日(金曜)授業参観・3年保育交流令和
コロナ禍でしばらく見送っていた授業参観が、形式を変えて実施されました。参観者の密を避けるために、参観する授業を固定せず、1日の中で好きな時間を選択して参観できるものとしました。生徒にとっては1日を通して程よい緊張がある一方で、時折リラックスした表情で交流活動に取り組んだり、意見を発表したりしていました。今の1・2年生にとっては中学校に入って初めての授業参観となりました。保護者の方にとっても、学校生活での様子が見える機会になったことと思います。今後更に状況が良くなり、気兼ねなく学校行事に参加できるようになることを祈っています。
また、3年生の保育交流がありました。受験勉強に日々向き合っている生徒にとって、狩川幼稚園の園児との交流は、この上なく心が潤う時間となったのではないでしょうか。この交流活動に向けて、手作りの遊び道具を準備しました。どうやったら園児との距離を縮められるか、心の壁を取り払えるか、試行錯誤しながら接する3年生の様子が新鮮でした。いずれは園児たちも立中生になり、同じ経験をしながら成長していくのかと思うと、感慨深いものです。
令和3年11月12日(金曜)町公開研究発表会がありました
先日、多くの教職員の方に参加して頂きながら、町公開研究発表会が行われました。立中では、研究主題を「主体的に学びを開く生徒の育成~関わりを通した深い学びを目指して~」とし、日々の学校生活を過ごしています。その実現のために、(1)主体的に学ぶための課題設定、(2)関わって学ぶ学習活動・学習形態の工夫、(3)深い学びを実現するための工夫、この3点に重点を置きながら授業や学校行事を運営しています。その成果を校外の先生方に見てもらう貴重な機会となりました。
1年生は「道徳」、2年生は「英語」と「理科」、3年生は「保体」の授業と、全学年で帰りの会も参観してもらいました。活き活きと学びに向かう生徒の様子や、それを引き出す教員の指導に、様々な温かい言葉や感想を頂きました。立中の学校生活の当たり前を、こうやって認めてもらえるのは、とても嬉しいことですね。これからの学校生活も、学校一丸となってますます充実したものにしていきましょう。
スローガン『百花声風』のように108名の個性が輝いた文化祭!※合唱音源あり
10月30日(土曜)に立川中学校文化祭が行われました。
今年度はスローガン『百花声風』を掲げ、108人の個性が輝く文化祭を目指して1ヶ月間活動してきました。
文化祭は大きく分けて総合発表、合唱、教科展示の3つの部門ががあります。
総合発表では、各学年が1,2学期に総合的な学習の時間に学んできたことをスライドや創作劇などを用いて発表しました。昨年度は感染症の影響で実施できなかったため2年ぶりの開催となりました。1人ひとりが役割をきちんと果たし、学年の個性がよく表れた素晴らしい発表になりました。
合唱は、全校合唱と合唱コンクールに分けて行われました。全校合唱では108人の心を1つに合わせた迫力のある『最上川舟唄』と語りかけるように美しい旋律を響かせた『群青』を披露しました。合唱コンクールでは1~3学年を2チームに編成し、チーム『Emotion』が「河口」、チーム『One Heart』が「聞こえる」を歌いました。3週間で非常に良く歌い上げ、甲乙つけがたい合唱コンクールとなりました。
教科展示では、美術や技術家庭科の授業で制作した作品を柔剣道場に展示し保護者の方々に見ていただきました。芸術の秋にふさわしい工夫を凝らした作品や本人の特徴をよくとらえた自画像に驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
立川中学校二大行事にふさわしく、生徒1人ひとりの頑張りが大きな感動を生んだ文化祭となりました。今後の立中生の活躍にもぜひご期待ください。
今年度も昨年度同様に保護者の入場制限がありましたので、ご覧になれなかった方への配慮として動画を配信します。ぜひご覧ください。(映像や音に乱れがありますがご了承ください。)
・全校合唱「最上川舟唄」(映像:133,833KB)
・全校合唱「群青」(映像:139,884KB)
・チーム『Emotion』「河口」(映像:96,064KB)
・チーム『One Heart』「聞こえる」(映像:130,593KB)
令和3年10月12日(火曜)校内マラソン大会で燃えた!合唱練習がいよいよスタート!
10月5日(火曜)に校内マラソン大会が行われました。密集を避けるため、今年も学年ごとに実施し、最終的にタイムを集計して校内順位が出されました。3年生は、部クラブ活動を引退している生徒がほとんどなので、思った以上に体が動かなかったようですね。一方で1・2年生は体が大きくなり体力もどんどんついてくる時期なので、大幅にタイムを縮めている生徒もいました。順位だけでなく、過去の自分のタイムとの戦いも大切なポイントですね。先にゴールした生徒が、最後のトラックに入ってくる生徒に大きな応援を送っている姿を見て、じーんとくるものがありました。みんなよく頑張りました。
10月30日(土曜)に行われる、文化祭の目玉の1つである合唱コンクールに向けた練習が本格的にスタートしました。今年も2チームに分かれて競います。曲はそれぞれ「聞こえる」と「河口」。3年生の監督やパートリーダーが中心となり、まずは楽譜の音階を確認。先輩が後輩に自然と教える姿は立中ならではですね。また、今年は伴奏者がともに3年生ではなく1・2年生が任されました。緊張もあると思いますが、周りのサポートを受けながらやり切ってくれると信じています。ここから役3週間でどれだけ合唱の完成度を上げていけるか、楽しみですね!
3年生がスタート!誰が抜け出すか
1年生女子、頑張れ!
テノールパートの練習の様子ですね
令和3年10月4日(月曜)3年生校外学習実施
コロナ禍の情勢を受け、関東方面への修学旅行ではなく、庄内での校外学習が実施されました。宿泊を伴わず、2日間に分けての活動となり、1日目は酒田方面、2日目は鶴岡方面に行きました。同じ庄内ですので、何度か足を運んだことのある場所だった生徒もいるようですが、改めて「学習」として行くことで、地元の魅力に気付き新しい発見があったのではないでしょうか。また、例年とは同じようにいかないものの、仲間と楽しい時間を共有できたことも、今後の心の財産になっていきますね。
1年生は、地質巡検として理科・総合の授業で化石発掘に行きました。当日は晴天に恵まれみんな夢中で発掘作業に取り組みました。貝の化石が多く見つかり、立川が昔は海だったことを学習しました。およそ300万年前の歴史を振り返りながら地元立川を眺める。とてもロマンのある学習となりましたね。
隅々まで館内を観察していますね。
ブドウ狩りにもチャレンジ!全て食べ尽くす勢い?
化石の発掘作業に夢中!大物発見なるか
令和3年8月30日(月曜)2学期スタート
およそ1ヶ月間の夏休みが終わり、一回りたくましくなった表情が多く見られました。コロナ禍で旅行や外出を控えなければならない状況ですが、家族との時間を積み重ねたり、自分の趣味に没頭したり、テレビでオリンピック観戦に熱中したり、様々工夫して過ごしていたようです。課題の提出状況がいつもよりよかったのも、お家時間が長かった恩恵かもしれませんね。
始業式では、各学年の代表生徒が2学期の抱負を発表しました。3年生は受験生としての自覚と学年全員で挑むという覚悟。2年生は家庭学習の見直しと部活動への意気込み。1年生はクラス生活面の更なる向上と部活動・学習への意欲を、それぞれ話しました。1年の中でもっとも長い2学期です。この強く高く熱い気持ちを、忘れず1日1日実践し過ごしていけば、大きく成長した自分に変わっていけるのではないでしょうか。
校長先生の話の中では、オリンピック選手の言葉「自分は何者なのか、を証明することができた」、マンガの中の言葉「俺の敵は、大体俺です」を絡めた内容がありました。自分の生き方やあり方を考えてほしいという強いメッセージですね。
まだまだ残暑が厳しいですが、暑さに負けずに活動していきましょう。
始業式での代表生徒による発表。高い志が込められていました。
今年度の生徒会スローガン。とても美しいデザインに仕上がりましたね。
代表者による弁論発表。伝えようとする言葉と姿勢が立派でした。