給排気設備の点検を
一酸化炭素はココから家族をねらいます
給排気設備とは、ガスの燃焼に必要な空気を補給し、排気ガスを屋外へ排出する設備。
具体的には、給排気筒(煙突)や、給気口などのことです。
この給排気設備が正しく設置されていないと、ガス機器が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒の原因になる恐れがあります。
ガス機器の管理責任は、所有者であるあなたにあります。
危険な給排気設備の例
はずれ、穴あき
途中から細い
巣で詰まっている
すき間がある
ふさがっている
囲われている
これらのように、給排気設備に不備があると、排気ガスが滞留したり、逆流したりして、室内に充満します。そして、室内の酸素不足でガス機器が不完全燃焼を起こし、怖い一酸化炭素を発生することがあるのです。
また、外に設置したガス機器の周辺を、波板で囲ったり、物置として増改築したりすると、屋内設置状態になってしまいます。
新鮮な酸素が不足して不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生する可能性があります。
集合住宅の廊下やベランダなどに設置しているガス機器も、絶対に囲わないでください。