風を活かした町づくり

風車村の建設

 1992年よりシンボル風車周辺は「風車村」として、さまざまな役割を果たしています。バッテリーカー広場、木製遊具広場では、風車で発電された電気で充電した子どもバッテリーカーや太陽光を利用したソーラーカーなど楽しさいっぱい。

 さらに風を見つめ、風を理解するスペースとして「ウィンドーム立川」が平成7年4月にオープン。風車コントロールルーム、風の資料室、他目的アリーナ、軽食喫茶、売店が併設された新しいスポットとなりました。展望台からは風車やバッテリーカー広場が絵になるアングルで見渡せるほか、360度のパノラマが広がり庄内平野や最上川、遠く鳥海山、月山も一望できる。

風のシンボルモニュメント

 風の町の景観を高めるため、世界的に活躍する風の造形作家新宮晋氏の作品を街角に設置。4枚の羽根が複雑な回転をする「光の機織り」、風をイメージして設計された新立川中学校の「宇宙への窓」の2作品が完成。立川町の自然のリズムを表現しています。


光の機織り


宇宙への窓

風サミットの開催

 風をテーマに地域活性化を進めている全国12市町村による第1回サミットを開催。各市町村が活性化構想や現状を発表し意見交換をしたほか、「地球にやさしいクリーンエネルギーとして、日本における風力エネルギーの活用とPRに努力する」との共同宣言を採択しました。

風力発電全国協議会

 立川町(現:庄内町)が全国に呼びかけ、「風力発電推進市町村全国協議会」が結成されました。地域おこしだけでなく温暖化など、地球規模の環境問題を新たに念頭におき、欧米に比べ立ち後れている国内の風力発電の開発、普及を促進するねらいがあります。