No.03 庄内町の地元企業へ転職!宮大工の世界へ
更新日:2023年3月3日
成田有佑さん
秋田県生まれ。ボクシング部に入ろうと思い入学した高校で土木関係を学び、その後専門学校で建築関係について学ぶ。卒業後は一般住宅を建てる会社に就職。 (有)社寺工房上野への入社をきっかけに、2022年庄内町へ移住。
移住のきっかけ、庄内町の暮らしについて
庄内町への移住を決めたきっかけを教えてください。
ずっと秋田に住んでいて、専門学校を卒業後、地元の住宅建設会社に就職しましたが、しばらくして仕事について考えるようになり、その時から「宮大工」という仕事が気になるようになりました。近くに宮大工の仕事がないか調べていたところ、YouTubeで庄内町の移住チャンネルにある仕事紹介動画を見て、庄内町と(有)社寺工房上野のことを知りました。
一度見学に行ってから、自分のやってみたい仕事ができると感じ、ここで働きたくて移住を決めました。
成田さんが移住するきっかけになった、庄内町の企業紹介動画はこちら▼
インタビューに答える成田さん。棟梁と一緒に。
庄内町での暮らしや、休日の過ごし方について教えてください。
第2と第4の週は土日休みなので、連休の時は実家に帰省しています。庄内町から秋田まで2時間ちょっとで行けるのが良いですね。あとは、会社が休みの日も棟梁(親方)に会いに行って、いろいろ教わっています。今は、とにかく仕事が楽しいので家と職場の往復がほとんどって感じです(笑)
庄内町に住んでみて、どうですか?
庄内の訛りが難しいですね。始めの頃は親方が何を言っているかわからないこともありましたが…(笑)。今はさすがにわかるようになりました!あと、庄内町は住みやすいところだと思います。
勉強することは多いけど、とにかく今は仕事が楽しい!
黙々と先輩のサポートをこなす成田さん。
(有)社寺工房上野について
上野さんが手掛けた、豪徳寺三重宝塔(東京)
インタビューを終えて
庄内町で、宮大工の世界に飛び込んだ成田さん。昔からの伝統を引き継ぎ次世代に伝える、宮大工としての人生はまだスタートしたばかりですが、「とにかく今は仕事が楽しい」と話す成田さんの笑顔を見て、成田さんならきっと立派な宮大工になれるだろうなと感じました。
移住先での仕事探しは苦労もありますが、やっていて楽しいと思える仕事をみつけ、その地域に移住するという生き方もとても素敵だと思います。移住とは、「暮らしかた」と「仕事」のどちらを先に決めたとしても、「自分らしい生き方」を追求することであると感じました。
こちらも併せてご覧ください
- 庄内町の企業紹介動画などを公開中!「ちょうどいい、田舎暮らし。庄内町移住チャンネル」(外部サイト)
- 伝統の技法と信頼を重んずる社寺仏閣の設計と施工の工房「(有)社寺工房上野」(外部サイト)