庄内町ってどんなところ?
庄内町の位置
庄内町は、山形県の北西部にあり、米どころ庄内平野の南東部から中央にかけて位置しています。
霊峰月山の頂を有し、月山を源とする清流立谷沢川と日本三大急流の一つ最上川に沿う、南北に長い地形です。
最上川をはさんで、北・北西に酒田市、東に戸沢村、南東に大蔵村、南西に鶴岡市、三川町とそれぞれに接し、地形的にもまた道路・鉄路においても庄内地方と内陸地方を結ぶ分岐点であり、庄内地方への玄関口となっております。
庄内町の気候
気候は、一般に海洋性気候を示しており、比較的温暖ですが、冬期間は南部(月山側)に近づくほど積雪量も多くなり、北西部(日本海側)よりの季節風が激しく、また、春から秋にかけては、最上川の渓谷からの東南東の強風は「清川ダシ」として有名です。
庄内町の特産品
清流が田を潤し、その恩恵を受ける庄内町は、日本一おいしいお米のふる里。コシヒカリやつや姫など、現在の良食味米のルーツとなる「亀ノ尾」発祥の地でもあります。また、庄内町はラーメン店、食堂、レストランなどの飲食店が充実している、おいしい町。通を唸らせるラーメン店のレベルの高さは特筆ものです。
庄内町のアクセス
- 庄内町には鉄道の駅が6駅(余目駅・狩川駅・清川駅・西袋駅・南野駅・北余目駅)あります。
- 余目駅はターミナル駅となっており、日本海側の3県(秋田県・山形県・新潟県)を走る羽越本線、新庄駅から余目までの区間を走る陸羽西線(※トンネル建設関連工事のため、2022年5月14日から2024年度中までの予定でバス代行輸送が行われている)の2路線があります。
- 庄内町から車で約20分の距離にある「おいしい庄内空港」は、羽田空港間を1日4便~5便往復しています。
- 庄内町内にはタクシー会社が3社あり、都心までの長距離バスの運行もあります。
庄内町の4つの地域
●余目地域
庄内町の北西部を占め、国内有数の穀倉地帯であるほか、商業や工業も盛んな地域。JR余目駅周辺には、築80年の米倉庫を活用した観光の拠点施設「クラッセ」や190年の歴史を誇る醤油屋、古くから続く酒蔵など情緒あふれる街並みが残されています。
●狩川地域
庄内町の中央よりやや北側にある、風で有名な地域。長年苦しめられてきた悪風「清川ダシ」を逆に地球に優しいエネルギーとして活用し、風を活かした町づくりを進めてきた歴史があります。
●清川地域
庄内町のほぼ中心に位置するエリアで、源義経の伝説が残る「御諸皇子神社」や松尾芭蕉上陸の地など、数多くの名所・旧跡が残っています。戊辰戦争と明治維新の魁といわれる清河八郎を輩出した歴史の里。
●立谷沢地域
庄内町の南東部を占め、北月山から立谷沢川流域に広がる清流のエリア。月山を水源とする立谷沢川は、出羽の山あいを豊富な湧水を集めながら北流して最上川に合流する、全国屈指の清流。立谷沢川流域の奥座敷にたたずむ隠れ宿「月の沢温泉 北月山荘」は、訪れる人を癒してくれる秘湯です。
庄内町の四季と暮らし
(※月ごとの平均気象データ引用元:climate-data 最高気温・最低気温(1991-2021)、日照時間(1991-2019))