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No.06 南アメリカから庄内町へ、国を超えて定住!

更新日:2024年3月7日


 

フロレンシオ・サンチェス・セバジョスさん

南アメリカ大陸のボリビア出身。標高約2,500mのサンタクルスに住み、子どもの頃から学業と仕事を両立し、23歳のときに来県した。現在は、奥さんとお子さん2人の4人暮らし。

ボリビアの暮らしについて

移住前の暮らしについて教えてください。

 ボリビアに生まれ育ち、23歳で山形県に来ました。ボリビアでは9歳から高校生まで叔父さんが働いていた会社で働きながら、夜間学校に通っていました。高校卒業後は勉強が好きなことと実家が農家で小麦やトウモロコシ、牛を育てていたこともあり、獣医学と農学を学べる大学に進学しました。大学時代は午前中に仕事をして、午後から大学で勉強をしていました。この生活を3年間続けましたが、正直大変でしたね。大学を辞めたあとは、建設会社で左官の仕事をしていました。

移住のきっかけは?

 元々日本に興味があり、沖縄あたりに住めたらいいなと思っていました。弟が日本のNGO(非政府組織)で働いていたのがきっかけで、JICA海外協力隊(JICA:国際協力機構)で看護師としてボリビアに来ていた妻と知り合いました。結婚を機に来日し、妻の実家の酒田市に借り住まいしていました。

 当時は自動車免許がなく、日本語学校に通うため駅から近い家を探していました。縁があって庄内町で仕事が決まり移住しました。子どもが生まれるときに「子育てをするなら庄内町がおすすめだよ」と教えてもらい、最終的に庄内町に定住することを決めました。

庄内町の暮らしについて

庄内町の暮らしで大変だなと感じることはありますか?

 ん~…大変と感じることはそんなにないですね。言語の違いはあるけど、それは勉強するしかないから。日本語を覚えるために日本語教室に通ったり、独学でも頑張っています!国際交流協会でボリビア料理の教室をしたり、スポーツのグループでたくさんの人と交流をして庄内の文化や言葉も学んでいます。みんな優しいので大変だなと感じることはありません。

 仕事については、どこかの工場で働こうかなと思っていたけど、妻の実家が農家ですぐに働くことができました。一緒に働こうと言われたときはとても嬉しかったです!今は庄内町の養豚場や飲食店、スペイン語の講師として働いています。


庄内町での子育てはいかがですか?

 庄内町は子どもたちのことを応援してくれていると思います。特に、小学校入学時にランドセルをもらえるのは嬉しいです!
 それから、町内に小児科ができて安心しています。町外の小児科に行くととても混んでいるので、新しくできてよかったです。

頑張らなければなにも変わらない、全ては自分次第。

これから挑戦したいこと・やってみたいことはありますか?

 日本語をもっと勉強して、自動車関係の仕事をしたり、子どもたちにたくさんの本を読み聞かせしたいです。いつか、ボリビアの子どもたちと庄内町の子どもたちが交流できるような取組みをしたいですね!あとは、英会話教室で英語を学んでいるので、町内に住んでいる外国人の友達と話せるように引き続き勉強したいです。


移住を考えている方へ、ひとことお願いします。

 庄内町は仕事もお店も病院も生活に必要なものはそろっています。最近は小児科もできたので安心できます。生活環境は整っているので、あとは自分次第だと思います。自分が頑張れば変われる!頑張らなければなにも変わらない!



サンチェスさんのご家族

インタビューを終えて

 約16,611km離れたボリビアから庄内町を選び移住されたサンチェスさん。「大変なことはなかった、自分が頑張らなければなにも変わらない」と強くたくましい心と、サンチェスさんの穏やかで温かな人柄で、サンチェスさんの周りにはいつもたくさんの仲間がいるのだと感じました。

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庄内町企画情報課移住定住係

〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132番地1
電話番号:0234-42-0228 FAX:0234-42-0893
E-mail:iju@town.shonai.yamagata.jp
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