ホノルル市との友好都市締結について
更新日:2025年11月10日
2025年11月3日(ホノルル市現地時間)、庄内町とアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市は、正式に友好都市協定を締結しました。
締結式典は同日ホノルル市で行われ、リック・ブランジャルディ市長と富樫透町長が、トミー・ウォーターズ市議会議長と石川保町議会議長とともに、協定に署名しました。
式典の中で、ロイヤル・ハワイヤン・バンド・グリークラブとケ・クラ・カイアプニ・オ・アーヌエヌエ校の生徒が文化パフォーマンスを披露し、庄内町は米作りを中心とした伝統文化を紹介するなどの交流が行われ、終始温かい雰囲気に包まれました。
友好の絆を深める新たなステージが幕を開けました。
ホノルル市長と庄内町長による署名
両議長も一緒に記念すべき一幕
両自治体から送られた記念品と一緒に
歓迎のダンスが披露されました
友好都市締結の目的
両地域の観光、文化、教育、スポーツ、産業を始めとする各分野における住民相互の交流を促進します。
また、両地域間の信頼と理解、友情の絆を築き、将来にわたり友好親善関係を深めます。
このことにより、両地域の繁栄と経済、教育及び文化などの発展に寄与することを目的とします。
締結式での両首長コメント
庄内町長
「ホノルルと庄内町の友情は、23年前に一人の青年がハワイに留学したことから始まりました。元ハワイ州上院議員ブライアン・タニグチ氏、そして彼のホストファミリーであるシャナ・トウチ氏をはじめとする多くの方々の温かいご支援により、本日この歴史的な友好都市協定の署名の日を迎えることができました。心から感謝します。この新たなパートナーシップが、教育、産業、文化、スポーツなど、さまざまな分野での交流を生み出し、両地域の友情の絆をさらに強めることを心より願っています」
ホノルル市長
「本日は、私たちの街と庄内町の友情の新たな章を刻む意味のある日となりました。このパートナーシップは、学び、文化、そして地域社会という、私たちが共有する価値観を象徴しています。絆をより深めることで、私たちは子どもたちや将来の世代が互いにつながり、意見を交わし、理解の架け橋を築いていけるような機会を創出していきます。それはこれから長きにわたって続くものとなるでしょう」
ホノルル市との友好都市の経緯
2002年
庄内町(旧余目町)出身の安藤将士さん(現・安藤組グループ代表)が庄内町立余目中学校を卒業後、ホノルル市内のセントルイス高校に入学。(マノア地区にあるトウチ家にホストファミリーとしてホームステイ。当家長女がShaunna Touchi(シャナ・トウチさん))
2023年
シャナ・トウチさんと安藤将士さんが庄内町とホノルル市の間で交流のきっかけを模索する中、シャナさんより元ハワイ州上院議員Braian Taniguchi(ブライアン・タニグチ)さんを紹介いただく。町としてもこれを機に、交流促進に向けた検討を始める。
2023年9月
ブライアン・タニグチさんが、シャナさんと共に来町。余目中学校にも訪問し生徒と交流する。
2024年秋
ホノルル市スティーブンソン中学校と余目中学校をはじめ、町内の小中学校がオンラインで交流を始める。
将来にわたり本町の子どもたちとホノルル市の子どもたちが交流できる環境を検討する。
そのために、ブライアン・タニグチさんが友好都市の締結を提案。ホノルル市にも働きかけをしていただく。
2025年3月
庄内町国際交流協会においても、ホノルル市との交流促進に向けて協力していくことを確認
2025年4月
町が、庄内町議会全員協議会において、ホノルル市との友好都市締結に向け経緯と今後の方針を説明
2025年5月14日(ホノルル市現地時間)
ホノルル市議会において庄内町とホノルル市の友好都市盟約が可決される。
2025年11月3日(ホノルル市現地時間)
ホノルル市ミッション・メモリアル・オーディトリアムにて友好都市調印式を開催。
富樫透町長、リック・ブランジャルディホノルル市長、石川保町議会議長、トミー・ウォーターズホノルル市議会議長が署名。
山形県内自治体としては、初めてホノルル市との友好都市となった。
お問い合わせ
企画情報課 まちづくり移住係
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132-1
電話:0234-42-0162
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