花き生産者インタビューNo.04 工藤豊章さん(長畑)
更新日:2024年8月8日
「令和6年度庄内町夏のフラワーショー」にてグランプリ受賞!
7月18日(木曜)から20日(土曜)に行われた「庄内町夏のフラワーショー」にて最高賞のグランプリを受賞した、工藤豊章さんのハウスを訪ねました。
グランプリを受賞し、工藤さんは「フラワーショーのレベルが年々上がっている中で受賞できたことは、皆さんのおかげであり、今後の励みになる。ワンランク上げたものを作れるように頑張りたい。」と話してくれました。
手をかけた分きれいな花になる
市場や消費者から評価される花をつくるには、芽かき、水やりや適切な温度管理など様々手をかける必要があります。工藤さんは奥様と作業を分担し、日々の手入れに力を入れています。「時間はかかるが、その分評価される。大変だが花を作ることはとても楽しい。」と花づくりの魅力を教えてくれました。
仲間と助け合いながら
花づくりを始めて20年になる工藤さん。米づくりが忙しく、花の栽培に時間を割けないこともあるそうですが、花き生産者の仲間と話すことによって、モチベーションがあがり、ポジティブな気持ちで花づくりに臨むことができるそうです。「何年やっても毎年が一年生。失敗はつきものだけど、改善したときに目に見えてよくなったことがわかるので、やりがいがある。若手の花き農家が引っ張って、庄内町はトルコギキョウの産地として盛り上げてほしい。」と話してくれました。
ぜひご家庭でも花を
写真のアレンジメントは、秋のフラワーショーに出品・販売されたものです
コロナ禍により冠婚葬祭やイベントが縮小された令和2年頃は、かなり花の需要も落ち込みました。しかし、最近はイベントなどが再開し、花の需要が回復傾向にあります。トルコギキョウは、そのまま飾っても良いですし、アレンジして飾っても見栄えします。庄内町のトルコギキョウを取り扱いしている市場からは、品質が安定しており、花持ちが良いと評価を得ています。ぜひご家庭に飾ってみてはいかがでしょうか。庄内町産の花は、クラッセ・道の駅風車市場で購入することができます。
最後に、「花のまち 庄内町」として町全体で、購入してくださる方のためを思って花き栽培に取り組む工藤さんと共に魅力をアピールしていきたいと思います。
工藤豊章さん
花き栽培を始めて20年。トルコギキョウは20品種以上、ストックは7品種を栽培している。
お問い合わせ
農林課 農産係
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132-1
電話:0234-42-0169