2人は仲良し
更新日:2016年11月10日
県や町指定の文化財(天然記念物)になっている名木がいくつかある我が町ですが、ここでは何気ない場所で、無名でも個性の光る樹々に出会うこともできます。この仲良しの黒松と欅は、神社境内の余目城北堀跡の看板とお社の間にあります。種の違う2本ですが、まるで羽黒山の娚杉のように根元でくっついて一緒に空に伸びています。上部では松の方が欅の方へ幹を曲げていて、寄り添っているようです。一方が生存のために一方を枯らすことなく、種の違いを超えて時を刻んできた大きな樹々はとても素敵です。秘かなる友情やチームワーク、恋の縁結びスポットかもしれません!
【撮影場所:余目八幡神社境内】