風車の並ぶ風景
更新日:2018年10月18日
余目方面から道の駅しょうない風車市場に向かい、庄内平野の田園 風景を眺めながら車を走らせていくと、左手に数基の風車群が見えてきます。
奥羽山脈から狩川・清川地区付近に吹いてくる東南東の冷たい風は、「清川だし」と呼ばれ、農作物用にたいへんな影響を与え、地域の人々から 恐れられてきました。旧立川町ではこの風を町おこしに利用しようと風エネルギー実用化実験事業や、風力発電の実験事業の受け入れなど に取り組み、その様子がテレビ番組でも紹介され、風車の町として全国に知れわたりました。
先人たちの努力の結晶である風車が水田に立ち並ぶ風景は趣があり、思わず目を奪われます。現在も立川地域のこの強風は、風力発電で地域に活用され、町の再生可能なエネルギー源として大きく貢献しています。
【撮影場所:狩川地区】