令和2年4月1日からの受動喫煙防止対策について
更新日:2020年4月2日
受動喫煙とは?
自分以外の人のたばこの煙にさらされることを言い、様々な形で健康に影響を及ぼします。
令和2年4月1日から多数の方が利用する施設は原則“屋内禁煙”になりました
望まない受動喫煙をなくしていくために「健康増進法の一部を改正する法律」が成立し、令和2年4月1日から全面施行されました。
<改正のポイント>
1 「望まない受動喫煙」をなくす
4月1日から原則“屋内禁煙”になりました。
2 受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者等に特に配慮する
子どもなど20歳未満の人、患者等が主たる利用者となる学校や病院
等の施設では、屋内だけでなく敷地内でも喫煙が原則禁止なります。
3 施設の類型・場所ごとに対策を実施
施設の種類・場所ごとに、敷地内禁煙・屋内禁煙にすることや禁煙で
きる場所に標識を提示することなどが義務づけられます。
喫煙時は周りの人や状況に配慮し、周りの人たちの健康を守りましょう
<受動喫煙の健康への影響>
脳: 脳卒中
耳: 中耳炎
口: 歯周病
肺: 肺がん、ぜんそく、COPD(慢性閉塞性肺疾患)
心臓: 心筋梗塞、狭心症
目: 涙、刺すような痛み、頻繁なまばたき
出産・乳幼児: 早産、乳幼児突然死症候群
<これでは防げない!受動喫煙>
★ 空気清浄機があれば大丈夫?
たばこの煙の成分の多くは気体であり、空気清浄機を素通り
してしまうため、有害成分を取り除くことはできません
★ ベランダで喫煙すれば大丈夫?
サッシや窓の隙間から煙が流れ込むほか、喫煙者の吐く息に
も有害物質が含まれるため、受動喫煙を防ぐことはできません
★ 喫煙者と席が離れていれば大丈夫?
喫煙場所から煙が流れないように対策をしていなければ、受動
喫煙を防ぐことはできません
関連リンク
山形県ホームページ「たばこ対策」(外部サイト)