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COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

更新日:2024年6月13日

COPDとは?

別名「タバコ肺」とも呼ばれるように、最大の原因が喫煙です。喫煙者の15~20%がCOPDを発症します。

タバコの煙を吸入することで気管支に炎症が起こり、肺組織が破壊されることで、息切れなどの症状が起こります。

日本では40歳以上の人口の8.6%、約530万人の患者が存在すると推定されていますが、大多数が未診断、未治療の状態であると考えられます。


COPDの症状

歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。喘鳴や発作性呼吸困難などぜんそくの様な症状を合併する場合もあります。

COPDスクリーニングのための質問票でチェックしてみよう

No. 質問 選択肢 ポイント
1 現在、おいくつですか? 40~49歳 0
50~59歳 1
60~69歳 2
70歳以上 3
2 風邪をひいていないのに、たんがからんでせきをすることがありますか? いつも 1

ほとんどいつも

1
ときどき 1
まれに 0
ほとんどない 0
3 走ったり、重い荷物を運んだりしたとき、同年代の人と比べて息切れしやすい方ですか? はい 1
いいえ 0
4 この一年間で、走ったり、重い荷物を運んだりしたとき、ゼイゼイやヒューヒューを感じることがありましたか? いつも 2
ほとんどいつも 1
ときどき 0
まれに 0
ほとんどない 0
5

これまで、たばこをどれくらい吸いましたか?
( )に数字を記入し、次の計算をしてください。
一日の平均本数( )×喫煙年数( )=合計(  )
合計はどれですか?

吸わない 0
1~399 1
400~999 2
1000以上 3

参考:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022  一般社団法人日本呼吸器学会

各質問の点数を足して合計点を計算してください。

合計が4点以上でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)にかかっている可能性があります。

医療機関を受診し、呼吸機能検査を受けることをおすすめします。

代表的な治療法

一度失われた肺機能を元に戻すことは困難ですが、以下のような方法で進行を抑えたり、症状を和らげたりすることができます。病期や症状の程度などに応じて、薬物療法や呼吸リハビリテーションなどが施されます。
◆禁煙
◆ワクチン
 症状の悪化を防ぐため、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなどを接種します。
◆薬物療法
 気管支を広げたり、炎症を抑えたりする薬を用いて治療します。
◆呼吸リハビリテーション
 息切れや疲労感などの症状や運動機能を改善するための呼吸法を学びます。
◆酸素療法
 症状が悪化して十分な酸素を取り入れられない場合に、酸素を供給する装置を使用します。在宅用と携帯用があります。
◆外科療法
 内科的治療では効果が得られない場合に、機能しない肺を切除する手術などを行います。

関連リンク

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