庄内町地球温暖化対策実行計画の策定(令和7年1月策定)
更新日:2025年1月31日
策定の目的
本町では、2050年までに温室効果ガスの実質排出量をゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を2020年11月に行い、町民、事業者、町が連携して地域の脱炭素化に向けて取り組むことを目指しています。
地球温暖化については、その予想される影響の大きさや深刻さから見て、人類の生存基盤にかかわる安全保障の問題と認識されており、最も重要な環境問題の一つとされています。すでに、世界的にも平均気温の上昇、雪氷の融解、海面水位の上昇が観測されています。
本計画は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条に基づき、「地球温暖化対策計画」に即して、庄内町における温室効果ガス排出量の削減等を行うための施策に関する事項を定めるものであり、それらの取り組みが我が国における地球温暖化対策に貢献すると同時に、地域が抱える様々な課題の解決、地域経済循環や地方創生の実現にも寄与することを目的とした計画となっています。
本計画の位置づけ
本計画は、国の「改正地球温暖化対策推進法」に基づき「地球温暖化対策計画」に即し、山形県の「第4次山形県環境計画」と連携したうえで、「第二次庄内町総合計画」などの町の上位計画、および関連計画との整合・連携を図りながら策定を行いました。

計画の期間
令和7年度(2025年度)~令和12年度(2030年度)までの6年間
計画の目標
再エネルギー導入目標
地域特性を踏まえ、2030年度目標としては、太陽光と陸上風力の導入を想定しました。また、カーボンニュートラル達成に向けた2050年度の長期目標としては、太陽光発電の普及と新技術を含めたその他再エネ導入に加え、既存のFIT電源の地域電力化を目指します。

温室効果ガス削減目標(脱炭素シナリオ)
各施策を展開し、町民・事業者・行政が一体となり省エネルギーの推進や再エネ導入を加速することにより、中間目標2030年度の温室効果ガスの排出量は基準年2013年比55%の削減が見込まれます。

計画の内容
庄内町地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)(第二次)(PDF:9,190KB)
庄内町地球温暖化対策実行計画(第二次)概要版(PDF:1,399KB)
庄内町地球温暖化対策実行計画(第二次)資料編(PDF:54,563KB)
計画の進捗状況(区域施策編)
令和4年度 23.8%削減(基準年平成25年度比)
令和7年度公表_庄内町自治体排出量カルテ(区域施策編)(PDF:1,218KB)
令和3年3月策定 第一次庄内町地球温暖化対策実行計画の短期目標である、基準年平成25年度比22%削減(目標年度令和7年度)を達成しました。
現行の第二次庄内町地球温暖化対策実行計画では、基準年平成25年度比55%削減を目標としています。引き続き、脱炭素に向けた取り組みを推進していく必要があります。
区域施策編とは
自治体の区域全体に関する削減計画
例:家庭や事業所の省エネ推進、再エネ設備導入支援、公共交通利用促進 など
※掲載している数値は、環境省が作成する「自治体排出量カルテ」に基づいています。
カルテに用いられるデータは、国の統計やインベントリに基づき算定されるため、公表時点から2から3年前の年度の実績が「最新の確定値」として反映されおり、タイムラグがある点をご理解ください。
・温室効果ガス排出量:おおむね3年前の実績
・再生可能エネルギー導入量:おおむね2年前の実績
計画の進捗状況(事務事業編)
令和6年度 22.3%削減(基準年平成25年度比)
令和3年3月策定 第一次庄内町地球温暖化対策実行計画の短期目標である、基準年平成25年度比5%削減(目標年度令和7年度)を達成しました。
現行の第二次庄内町地球温暖化対策実行計画では、基準年平成25年度比70.6%削減を目標としています。公共施設の電力の再エネ電力への切り替えなどにより、事務事業の脱炭素化を積極的に推進していきます。
事務事業編とは
自治体自身の事務・事業に伴う温室効果ガス排出削減の計画
例:庁舎の省エネ化、公用車のEV化、再エネ導入、省エネ機器導入 など
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お問い合わせ
環境防災課 温暖化対策係
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132-1
電話:0234-43-0256
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