認知症支援
更新日:2024年3月28日
庄内町では、認知症になっても安心して暮らし続けられるまちを目指して、様々な支援をおこなっています。
ほっとひと息カフェ(認知症カフェ)
もの忘れが気になる・心配という方やそのご家族、ちょっと誰かと話をしたいなど、地域のみなさんがお茶を飲みながら、安心して話せる場です。毎月第一月曜日の定期開催です。
認知症カフェの様子
認知症サポーター養成講座
認知症になっても安心して暮らせる町を目指し、認知症サポーター(認知症の方の応援者)を養成するための講座を開催しています。認知症キャラバンメイトによる無料の講義です。学校・自治会・企業・団体の方等からの希望に応じて随時開催いたします。
認知症サポーター養成講座の様子
高齢者安心おかえり登録事業
認知症高齢者が行方不明になった場合に早期に発見し保護するため、徘徊のおそれのある高齢者等を事前登録する事業です。
【対象者】町内に住所を有し在宅で生活し、次のいずれかに該当する方
・65歳以上で認知症等により徘徊のおそれのある方
・その他町長が特に必要と認める方
【登録方法】登録を希望される方は、庄内町地域包括支援センターにご連絡ください。担当職員がご自宅に伺い、手続きについてご案内いたします。
地域包括支援センター(余目)電話:0234-45-1030
立川サブセンター電話:0234-51-2505
見守りシールについて
高齢者安心おかえり登録事業に登録された方で、希望する方には「見守りシール」を交付します。
令和5年度徘徊声かけ訓練
立谷沢まちづくりセンター(令和5年9月10日開催)と清川まちづくりセンター(令和5年11月12日開催)を会場に、認知症になっても安心して暮らせる町づくりを推進するため、「徘徊声かけ訓練」を開催しました。
訓練の内容は、「認知症サポーター養成講座」を開講し、認知症への理解と接し方について学び、実際に徘徊する認知症高齢者役に認知高齢者の気持ちに配慮しながら声をかけ、保護するまでの模擬訓練を行いました。また、町で運用している「見守りシール」の仕組みと利用の説明を受け、訓練の中で「見守りシール」に記載されている二次元コードを読み取り、その後どのように家族に情報が届くか体験していただきました。
徘徊する認知症高齢者役は、「見守りシールを付けている人」、「何も事前の情報のない人」という設定で認知症キャラバンメイトから演じていただきました。また、地域の特性から「住宅街で徘徊しているケース」「農地沿いの道路を徘徊しているケース」などを徘徊している場所も想定して訓練を行いました。
訓練に参加した方からは、「認知症の対応は個人個人違うので勉強していきたい。」「声かけ一人では難しい。近所に助けを求めるところや周辺の人に協力を求めて対応することがよいと思った。」「2人以上で対応すれば、見守りシールの対応ができそうだが、車に乗せてまちづくりセンターや交番に連れていくこともできそうだ。」「声かけをしたところ、本人との本人が何もわからない場合の対応が難しかった。」「近所でも徘徊した人がいたので、身につまされて訓練した。命にかかわる訓練なので、大切だと思う。」などの感想がありました。
認知症高齢者ができる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、また、その家族を支援するためにも、一人でも多くの方から認知症について理解を深めていただくとともに、認知症高齢者が徘徊したとしても早期発見、早期保護につなげ安全につながる事業を継続していきます。
徘徊声かけ訓練の様子
庄内町認知症安心ガイド
「庄内町認知症安心ガイド」を発行しました。認知症の予防や相談機関についてまとめましたので参考にしてください。
庄内町認知症安心ガイド(PDF:3,212KB)
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お問い合わせ
保健福祉課 高齢者支援係
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132-1
電話:0234-43-0490