ヒトパピローマウイルスワクチン接種の特例(キャッチアップ接種)
更新日:2025年4月2日
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種は、接種後に重い副反応が報告されたことにより、積極的な勧奨が一時差し控えられていました。今般、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められ、令和4年度より積極的な勧奨が再開されることとなりました。
積極的勧奨の差し控えによって接種機会を逃してしまった年代の方々に対し「キャッチアップ接種」(無料)を実施しています。
ワクチンを接種していても、20歳以降は子宮頸がん検診を受けることが大切です。
令和7年度のキャッチアップ接種の経過措置について
HPVワクチンの今夏以降の大幅な需要増により、接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、令和7年3月末までに1回以上接種をした方が、残りの接種を公費で完了できるようになりました。
対象者
接種日時点で庄内町に住所がある方のうち、以下の全てに該当する方
- 平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性
- 合計3回の接種が完了していない方
- 令和4年4月~令和7年3月の間に1回以上HPVワクチンを接種した方
実施期間
令和8年3月31日まで
接種回数
公費で接種できるワクチンは3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)があります。
決められた間隔をあけて、同じワクチンを合計3回接種します。
過去に1回又は2回接種した後、接種を中断し、3回接種のスケジュールを最後まで完了していない方は、接種を初回からやり直すことなく、残りの回数の接種(2、3回目又は3回目)を行います。
ワクチンの種類 | 接種回数 | 標準的な接種間隔 | |
サーバリックス(2価) | 3回 |
初回接種から1か月後に2回目、 |
|
ガーダシル(4価) | 3回 |
初回接種から2か月後に2回目、 |
|
シルガード9(9価) |
15歳未満のうちに |
2回 | 初回接種から6か月後に2回目を接種 |
15歳到達後に |
3回 |
初回接種から2か月後に2回目、 |
※ワクチンの取り扱いについては医療機関によって異なりますので、事前に実施医療機関にご相談ください。
接種費用
無料(接種期間を過ぎると一回約29,000円※最高額)
接種場所
協力医療機関一覧(PDF:167KB)*事前に予約等確認してください。
持ち物
- 町民であることが確認できるもの(健康保険証等)
- 接種履歴が確認できるもの(母子健康手帳等)
※キャッチアップ接種用の予診票は協力医療機関に設置しています。
参考:予防接種予診票様式(PDF:137KB)
協力医療機関以外の県内医療機関で接種を希望される方へ
上記に加えて、町が発行する接種券が必要です。あらかじめ保健福祉課へご連絡ください。
県外の医療機関での接種を希望される方へ
上記以外に、事前の申請が必要です。詳細はこちらをご確認ください。
予防接種救済制度について
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害が起こる場合があります。極めて稀ではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
詳細はこちらをご覧ください。
関連リンク
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お問い合わせ
保健福祉課 健康推進係
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132-1
電話:0234-42-0147