ヒトパピローマウイルスワクチン接種の特例(キャッチアップ接種)
更新日:2024年6月18日
接種期間は令和7年3月までです。お早めの接種をご検討ください
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症に係る予防接種(子宮頸がん予防)は、平成25年4月に定期予防接種となりましたが、接種後に重い副反応が報告されたことにより、平成25年6月14日付けで積極的な勧奨が一時差し控えられておりました。今般、最新の知見により、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められ、引き続きワクチンの安全性を評価していくなど今後の対応も踏まえて、令和4年度より積極的な勧奨が再開されることとなりました。
接種の積極的な勧奨を差し控えたことによって、接種機会を逃してしまった年代の方々に対し公平な接種機会を確保するため、本来の定期接種の年齢を超えて接種できる「キャッチアップ接種」(無料)を実施いたします。対象となる方には、令和5年12月に個別に案内を送付しています。
接種をご希望の場合は、下記、厚生労働省ホームページをご覧いただき、ワクチンの有効性とリスクについて十分にご理解したうえで接種してください。
ヒトパピローマウイルスワクチンを接種していても、20歳以降は子宮頸がん検診を受けることが大切です。
対象者
次の2つを満たす方
- 平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性(※1)
- 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない(※2)
※1 令和6年4月からは、平成19年度生まれ(誕生日が2007年4月2日~2008年4月1日)の方もキャッチアップ接種の対象になります。
※2 過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください。
実施期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
※接種完了には最短で半年かかります。一度も接種していない方は、遅くとも令和6年の夏ごろには接種を開始する必要があります。
接種回数
公費で接種できるワクチンは3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)があります。
決められた間隔をあけて、同じワクチンを合計3回接種します。
過去に1回又は2回接種した後、接種を中断し、3回接種のスケジュールを最後まで完了していない方は、接種を初回からやり直すことなく、残りの回数の接種(2、3回目又は3回目)を行います。
ワクチンの種類 | 接種回数 | 接種間隔 | |
サーバリックス(2価) | 3回 |
初回接種から1か月後に2回目、 |
|
ガーダシル(4価) | 3回 |
初回接種から2か月後に2回目、 |
|
シルガード9(9価) |
15歳未満のうちに |
2回 | 初回接種から6か月後に2回目を接種 |
15歳到達後に |
3回 |
初回接種から2か月後に2回目、 |
※ワクチンの取り扱いについては医療機関によって異なりますので、事前に実施医療機関にご相談ください。
接種費用
無料(接種期間を過ぎると一回約29,000円※最高額)
接種場所
協力医療機関一覧(PDF:354KB)*事前に予約等確認してください。
令和6年5月より鶴岡地区の医療機関についても接種券が不要となりました。
持ち物
- 町民であることが確認できるもの(健康保険証等)
- 接種履歴が確認できるもの(母子健康手帳等)
※キャッチアップ接種用の予診票は協力医療機関に設置しています。
参考:予防接種予診票様式(PDF:137KB)
協力医療機関以外の県内医療機関で接種を希望される方へ
上記に加えて、町が発行する接種券が必要です。あらかじめ保健福祉課へご連絡ください。
県外の医療機関での接種を希望される方へ
上記以外に、事前の申請が必要です。詳細はこちらをご確認ください。
積極的接種勧奨の差し控え期間中に自費で接種をした方へ(助成金)
積極的接種勧奨の差し控え期間に自費で接種した方に対して、要した費用の全部若しくは一部の助成を実施します。
詳細は「ヒトパピローマウイルスワクチン接種の任意接種費用助成金」のページをご覧ください。
関連リンク
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お問い合わせ
保健福祉課 健康推進係
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町132-1
電話:0234-42-0147