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第118回収蔵品展「空のコレクション」

会期

2021年9月7日(火曜日)から9月26日(日曜日)まで

開館時間

午前9時~午後7時(土曜・日曜は午後5時閉館)

休館日

毎週月曜日、9月23日(木曜日・祝日)

入館料

無料

会場

庄内町内藤秀因水彩画記念館

※新型コロナウイルス感染拡大防止特別集中期間のため、9月12日(日曜日)まで、原則として町内在住の方のみご鑑賞いただけます。また、1時間以内でのご利用をお願いしています。
※最新の開館状況やご来館時の注意事項は、トップページ「新着情報」をご確認ください。

概要
本展では「空」をテーマとして館収蔵品の水彩画約45点を展示します。

内藤秀因の作品の場合、空が絵の主役になることは多くはありません。
しかし、風景画において空は絵の印象を大きく左右する存在であると同時に、絵の中の時間や季節を鑑賞者に伝える役割も担う重要な構成要素です。
ふわふわと心地よい形に描かれた雲、すっと広がる淡い色で表現された澄んだ空気、ぼかしを使って表された雨上がりの景や立ち込める靄。突き刺さるような濃い青空。
一見単純な描線でありながら的確に描き分けられた、うつろう空の姿や大気の質感にご注目ください。

また、内藤秀因の作品は主として写実的な手法で描かれていますが、《上伸》のように実際の光景とは異なるであろう色彩が用いられている絵もあります。
ぜひ絵を描く画家の心にも想像を巡らせながらご鑑賞ください。


《釧路湿原》1975年


《湿原の丘にて》1975年


《犬吠埼灯台下にて》1975年


《旧部落跡》1979年


《朝霧荘の庭 雨あがりの景》1978年


《白里海岸》1966年


《漁港》1967年


《恵比寿島》1964年


《恵比寿島》1964年


《上伸》1962年

収蔵品展