第94回 収蔵品展 「秋の展示~境界~」
2015年9月6日(土曜日)から11月22日(日曜日)
入場無料
本展では日常のなかの「境界」をテーマとし、収蔵品のなかから画中に橋、川、門、階段、 水鏡などが描かれた作品44点を選び、展示しております。
境界は複数の場を分かちながら繋ぐ興味深い地点であり、絵画作品や文学作品などではしばしば重要な役割を担います。
秀因の作品はあくまで現実的な空間を描いたものですが、それぞれ建築美や構図の面白さが感じられ、そこを行き交う人々の姿にはどこか物語性が漂います。
みなさんも日常の風景をあらためて観察してみると、そこに何か意外な発見があるかもしれません。
内藤秀因「永泉寺 寺門」(1968)
内藤秀因「湘南 酒水の滝の下」(1972)