つちだよしはる絵本原画展「みんなの図書館 Part2」
◆会期 2016年7月23日(土曜日)から8月28日(日曜日)まで
◇休館日 月曜・祝日
◆入館料 無料
展覧会ちらし(こちらよりご覧いただけます) おもて(画像:5,961KB)
うら(画像:2,290KB)
展覧会概要
――「本でつないだ10年」
「つちだよしはる絵本原画展」の開催は今年で10回目を迎えます。本展では、つちだよしはるさんの手がけた絵本原画やタペストリーなど約80点の作品を展示いたします。今年も、見るひとをやさしい気持ちにする物語、ハッとするような鮮やかな色彩、茶目っ気たっぷりなアイデア満載です。また、庄内町の小・中学生とつちだよしはるさんとの交流による作品もご紹介いたします。
『野うさぎパティシエのひみつ』 小手鞠るい 作, 土田義晴 絵 (金の星社 : 刊)
「くもひつじのそらさんぽ」 やすいすえこ 作, つちだよしはる 絵 (『エースひかりのくに』(ひかりのくに : 刊)収録)
『もうすぐ もうすぐ』 おおはしえみこ 作, つちだよしはる 絵 (すずき出版 : 刊)
「みんなでしゅるるー」 間所ひさこ 文, 土田義晴 絵 (『3さいだもん だいすき』(学研 : 刊)収録)
今年発表された作品の原画のほか、本展オリジナルの作品「絵本ストーリーボックス」もあわせて展示いたします。
本の形をした箱のなかに、『きいろいばけつ』、『くろくまレストランのひみつ』、『バレリーナ マノン』、『おとうさん』など、新旧の作品世界の一場面が立体的に再現されたストーリーボックスは、一つひとつがつちださんの手作りです。名場面の数々を一堂にご覧いただけるスペシャルな展示です!
絵本ストーリーボックス『きいろいばけつ』
土田義晴 作
関連イベント
◆ワークショップ
本展では3種類のワークショップを実施します。
1)お皿・グラスに絵を描こう ※おかげさまで定員に達しました
専用の絵の具を使って、お皿やグラスに絵を描きます。
日時 7月23日(土曜日) 13時30分~(約60分)
対象 幼児以上
定員 20名
参加料 300円
2)スタンプをつくろう
刃物を使わずに彫れる専用のゴムで、本に押すスタンプ(蔵書印)を作ります。
日時 8月14日(日曜日) 10時~(約60分)
対象 小学生以上
定員 20名
参加料 300円
3)プチ絵本をつくろう
オリジナルのお話4場面で手のひらサイズの小さな絵本を作ります。
日時 8月14日(日曜日) 13時30分~(約60分)
対象 小学生以上
定員 20名
参加料 300円
◆ワークショップお申し込み方法◆
各回とも事前のお申し込みが必要です。
7月8日(金曜日)午前9時より、お電話(電話:0234-43-3039)または庄内町立図書館カウンターにてお申し込みください。
※受付時間:午前9時から午後7時まで(土曜、日曜は午後5時まで、月曜・祝日は休館です。)
※お申し込みは先着順です。定員に達し次第締め切らせていただきます。
※原則、お申し込みはお一人様1イベントまでとさせていただきます。
※お申し込み後にキャンセルなさる場合、1)→7月17日(日曜日)まで 、 2)3)→8月7日(日曜日)までにご連絡ください。それ以後のキャンセルにつきましてはご返金に応じられません。また、ご返金のお手続きの際は弊館までご来館ください。
◆サイン会
日時 7月23日(土曜日) 14時50分~
8月14日(日曜日) 11時35分~、14時50分~
対象 当日、会場特設ショップで本をご購入いただいた方に、先着で整理券を配布します(各回先着60名)。
※色紙へのサインにはご対応いたしかねますので、ご了承ください。
◆おはなしらんどポップコーンによる絵本読み聞かせ
日時 7月23日(土曜日)14時30分~
8月14日(日曜日)11時~、14時30分~(各回約20分)
会場 内藤秀因水彩画記念館
対象 どなたでも(お申込みは不要です。当日直接会場へお越しください。)
◆着ぐるみショー
鶴岡信用金庫イメージキャラクタの“きっき・くう・みみ”がやってきます!
日時 7月23日(土曜日)13時15分~(約15分)
会場 内藤秀因水彩画記念館
対象 どなたでも(お申込みは不要です。当日直接会場へお越しください。)
プロフィール
つちだよしはる
1957年生まれ、山形県鶴岡市出身。本名、土田義晴。
日本大学芸術学部油絵科に在学中、中谷貞彦、千代子夫妻に師事する中で、絵本の世界に進むことを決意する。
1980年、『にわのはな』(フレーベル館)で、絵本画家としてプロデビュー。 英語版『にわのはな』は海外でも発売される。
1985年、作家 森山京さんと出会い、森山京作・土田義晴絵の『きいろいばけつ』(あかね書房)が発売され、その年の全国課題図書(低学年)となる。 こののち、きつねのこシリーズとして3作の続刊が発表され、『きいろいばけつ』は100刷を越えるロングセラーとなっている。
さらに、茂市久美子さんとの『ゆめをにるなべ』が全国課題図書となり、2004年にも、土田さんと茂市久美子さんの作品『このはの おかね つかえます』が、全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催の第50回青少年読書感想文全国コンクールの小学校低学年の部の課題図書となる。
2015年7月、読書推進団体 一般社団法人あいうえおを設立。代表理事に就任。
現在では、土田さんの手がけた書籍等の作品は400作以上にのぼり、子どもたちを中心とする多くの人々に愛され、親しまれている。
主催/庄内町教育委員会
協賛/おはなしボランティアサークル「おはなしらんどポップコーン」