太田萬里展
会期 | 2021年3月23日(火曜)から5月9日(日曜)まで |
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開館時間 | 平日:午前9時~午後7時(3月は午後6時閉館) 土曜・日曜:午前9時~午後5時 |
休館日 | 毎週月曜日、4月29日(木曜・祝日)、5月4日(火曜・祝日)、5月5日(水曜・祝日) |
入館料 | 無料 |
会場 | 庄内町内藤秀因水彩画記念館 第1展示室、第3展示室 |
概要
本展では、日本画家太田義一(狩川出身)の三男であり、日本画家、山野草研究家、草木染研究家の太田萬里(おおた まさと)氏(1929~)による絵画と工芸品、あわせて約50点をご紹介します。
太田氏の絵のテーマは野山や川辺の風景や草木、そこを住みかとする小さな生き物たちの姿です。第1展示室では、冬~春の庄内の山河や山里を描いた風景画と、草木染を展示しています。続く第3展示室では、庄内で見られる山野草や昆虫、水辺の生物を描いた小品を展示しています。
パネル、色紙、短冊、絵葉書など様々な形の和紙に描かれた絵は、いずれも山野草に関する知識と確かな観察眼、そして優れた画力を合わせて生み出された、太田氏ならではの表現といえます。繊細な筆さばきに、対象への愛情や、遊び心が加わった作品の数々をどうぞお楽しみください。
また、同展では、太田氏に草木染について師事し、氏と親交の深い鶴岡市の染色家、近井肇氏による染型紙10点も展示しています。
染型紙は着物の柄を染めるための型紙で、渋紙に彫刻を施して作られます。染型紙を用いて染めた布はもちろんですが、型紙自体も工芸品として鑑賞できます。本展でご紹介するのは、染型紙を行灯や衝立として仕立てた作品です。江戸小紋などの伝統的な図案が緻密に彫られた彫の技、コントラストの美しさにご注目ください。
太田 萬里《月山 梨畑 竹林》
太田 萬里《早春の最上川》
太田 萬里《雪どけ》
太田 萬里《ヤドリギ》
太田 萬里《アオツヅラフジ》
太田 萬里《コマツナギ・キチョウ》
太田 萬里《ネコヤナギ》
太田 萬里《ネコヤナギ》
太田 萬里《スミレ》
太田 萬里《シラネアオイ》
太田 萬里《シロバナタカネナデシコ・コメススキ》
太田 萬里《ハマギク》
太田 萬里《ワレモコウ》
太田 萬里《イワシャジン》
近井 肇《染型紙行灯(江戸小紋)》
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