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つちだよしはる絵本原画展「Favorite books」

会期 2022年5月14日(土曜日)から6月19日(日曜日)まで
開館時間 平日     :午前9時~午後7時
土曜日・日曜日:午前9時~午後5時
※6月17日(金曜日)はナイトライブラリーのため午後9時まで開館
休館日 毎週月曜日
入館料 無料
会場 庄内町内藤秀因水彩画記念館
主催 庄内町教育委員会
協賛 おはなしボランティアサークル「おはなしらんどポップコーン」

※新型コロナウイルスの感染状況等により、開館状況が変更となる場合がございます。
 トップページ「新着情報」より、開館状況やご来館時の注意事項をご確認のうえご利用ください。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。展覧会チラシ(PDF:5,429KB)

概要

本展では、絵本作家つちだよしはるさんが手がけた絵本や童話などの原画約70点を中心に展示します。

例年新作を中心にご紹介してきた本原画展ですが、今回は、1986年に刊行された『たんじょうびにはコスモスを』をはじめとする、なつかしい名作をご覧いただける貴重な機会となっています。世代を超えて愛される『おとうさん』は絵本原画に加え、タペストリーも展示します。絵の力・ストーリーの力をご堪能ください。

また、『のはらでいただきます』などの「ごちそうえほん」シリーズや『しあわせおにぎり』など、料理を描いた作品から、一部原画を抜粋してご紹介します。ふわふわ、ツヤツヤ、サクサク、ぷるぷる――思わず食べたくなってしまうような、おいしそうな絵が揃っています。作品の中で愛情を込めて作られた手料理の数々をご覧いただけば、心の空腹が満たされることでしょう。

さらに特別企画として、リモートワークショップの開催や「なかよし」をテーマとした絵の募集などのイベントをご用意しています。皆様ぜひご参加ください。

展示作品

[絵本原画]
● あまんきみこ 作、つちだよしはる 絵『たんじょうびにはコスモスを』
(1986年 ひさかたチャイルド)
● あまんきみこ 作、つちだよしはる 絵『ままたろう?』(2004年 あかね書房)
● つちだよしはる 作『おとうさん』(2003年 小峰書店)
●つちだよしはる 作・絵『しあわせおにぎり』(2007年 あかね書房)
●つちだよしはる さく「ごちそうえほん」シリーズ(1997~1998年 いずれも小峰書店)※一部抜粋
●つちだよしはる 作「ふしぎなブックリブック」(ベネッセ)※一部抜粋

[特別展示]
ポストカードの原画や、つちださん流鳥獣戯画などもりだくさん!
● つちだよしはる 作「えあそび」
● 庄内地方の方言をイラストに描いた「方言コレクション」 ほか

[パネル展示(交流作品)]
● 余目中学校美術部有志(ジュニア学芸員)による展示作品紹介


『たんじょうびにはコスモスを』1986年


『ままたろう?』2004年


『おとうさん』2003年


『しあわせおにぎり』2007年


「えあそび」2022年


[原画展限定上映]
おはなしらんどポップコーンの読み聞かせシアター

原画展の会場特設コーナーで、本展オリジナルの読み聞かせ動画を上映します。
新たに収録した2作品を加え、計7作品をご覧いただけるようになりました。
絵本に親しむ入り口として、小さなお子様から大人までお楽しみいただけます。
《上映作品》
『たんじょうびにはコスモスを』(2022年収録)
『たけのこほりほり』(2022年収録)
『ふたりはいつもともだち』
『ポンポコぽんきち まちにいく』
『あおいむぎわらぼうし』
『ぼく、まっていたんだよ!』
『おいしいとびらをとんとんとん』
読み聞かせ :おはなしらんどポップコーン
音声収録協力:響ホール

会期中のイベント

つちだよしはるリモートワークショップ「絵皿・絵本バッグをつくろう!」《要申込み》

つちださんとのおはなしを楽しみながら、グッズに絵を描いてもらえるスペシャルな企画です。
原画展会場に設けたつちださん手作りのワークショップ用ブースと、つちださんのアトリエをリモートで繋ぎ、オンラインで開催します。
グッズは(A)絵皿(B)絵本バッグの2種類からお選びいただけます。
ワークショップ当日にアトリエで制作されたグッズは、後日図書館でのお受け取り時、絵付けをして完成です。
●グッズ点数:1組2点までお申込みいただけます。
※絵皿は1点以内でのお申込みをお願いしています(例:絵皿1点+バッグ1点など)。
●参加方法 :お申込みいただいた参加者の皆様は、当日会場までお越しください。
※ただし、コロナウイルスの流行状況により入館制限等発生した場合、ご自宅からオンラインでご参加いただく可能性がございます。詳細は申込み受付時にご案内します。
●交流時間 :お申込みのグッズの点数によらず、交流時間は1回15分までです。

日程 :(1) 5月15日(日曜日) (2) 6月12日(日曜日)
時間 :各日、午前10時~12時/午後1時~3時(※1組15分ずつ)
対象 :子どもとその保護者(大人のみでのご参加はご遠慮ください)
参加費:グッズ1点につき300円

[ワークショップお申込み方法]
5月6日(金曜日)午前9時より、お電話(0234-43-3039)または庄内町立図書館カウンターにてお申込みください。
受付時間:(平日)午前9時~午後7時 /(土曜日・日曜日)午前9時~午後5時
※月曜日および祝日は休館日です。
※お申込みは先着順です。定員に達し次第締め切らせていただきます。
※お申込み後、万が一キャンセルなさる場合はお早めのご連絡をお願いいたします。

[特別企画]
ぼくの、わたしの絵を原画展にかざろう
「なかよし」をテーマに描いた絵を募集します。
ひとりで描いても、だれかと一緒に描いてもOKです。
ご応募いただいた作品は随時展示室入り口に展示します。
作品をお寄せいただいた方の中から抽選で20名様に、原画展オリジナルグッズをプレゼントします!
[応募条件]
●テーマは「なかよし」です。感想画以外もご応募可能です。
(感想画の場合、題材はつちだよしはるさんの作品限定です。)
●用紙サイズはA4(タテ・ヨコ自由)
●画材の指定・制限はありません。
●年齢制限はありません。親子やきょうだいなどでの共作もOKです。
[応募方法]
絵の裏面に(1)名前(ふりがな含む)、(2)住所、(3)年齢、(4)連絡先、(5)感想画の場合は読んだ作品のタイトルを明記し、図書館カウンターへお持ちください。
お持ち込みが難しい場合、郵送でも受付します。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。応募用紙(PDF:39KB)(ダウンロードしてお使いいただけます)
[応募締め切り]
2022年6月12日(日曜日) 午後5時必着
[当選発表]
当選者に個別にお知らせします。
[作品の返却方法]
会期終了後、図書館カウンターにて返却します。
ご来館が難しい場合はご相談ください。

出展作家プロフィール

つちだよしはる

1957年生まれ、山形県鶴岡市出身。
日本大学芸術学部油絵科に在学中、中谷貞彦・千代子夫妻に師事する中で、絵本の世界に進むことを決意する。
1980年に『にわのはな』(フレーベル館)で、絵本画家としてプロデビュー。英語版『にわのはな』は海外でも刊行される。
1985年、作家 森山京氏と出会い、森山京作・土田義晴絵の『きいろいばけつ』(あかね書房)が発売される。『きいろいばけつ』はその年の全国課題図書となり、現在では100刷を越えるロングセラーとなっている。また、のちに「きつねのこ」シリーズとして3作の続刊が発表される。
さらに、茂市久美子氏との『ゆめをにるなべ』が全国課題図書となり、2004年には茂市久美子氏との作品『このはの おかね つかえます』が、全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催の第50回青少年読書感想文全国コンクール小学校低学年の部の課題図書となる。
2015年7月、読書推進団体 一般社団法人あいうえおを設立。代表理事に就任。
現在土田氏の手がけた書籍等の作品は600作以上にのぼり、子どもたちを中心とする多くの人々に愛され、親しまれている。

関連サイト

一般社団法人あいうえおの原画展特設ページです。

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