通学時のバス利用について
更新日:2025年8月1日
提言・質問
お世話になっております。
私は、小学校に通う子どもをもつ保護者です。
このたびは、登校時の通学手段についてご相談させていただきたくご連絡いたしました。
我が家から学校までの通学距離は約3キロ以上あり、日々の登校に時間と体力を要する状況です。特に夏場の高温時や悪天候の際には、子供への身体への負担も大きく、心配しております。本日の様に朝から気温が高い時もあります。保護者同士で登校の送迎をしておりますがそれは、おかしいと思います。子ども達の安全を心配するのは、そちらも同じだと思いますし、何かあってから対応されては困ります。
昨年も相談があったと思いますが私の住む部落より学校から近い部落は登下校がバスなのに何故、こちらはバス対応が出来ないのか。 下校時はバスを出すことがてきるのに。
現在、下校時には猛暑時に限りバスの運行があるとのことですが、登校時にも同様の配慮をお願いできないかと考えております。
登校時の安全確保や熱中症予防の観点からも、何らかの対応を検討いただけないでしょうか。
学校にも相談させていただいておりますが、制度として教育委員会のご判断が必要と伺いましたため、失礼ながら直接ご連絡させていただきました。
お忙しい中恐縮ではございますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
回答 教育課学校教育係 電話:0234-43-0156
教育行政について、日頃よりご理解ご協力をいただきありがとうございます。お問い合わせいただきました、スクールバス通学についてご回答します。
文部科学省では「学校設置基準」の中で「適正な通学距離を中学生は6キロメートル以内、小学生は4キロメートル内」という基準を定めています。その上で「各市町村において、通学路の安全確保の状況や地理的な条件に加えて児童生徒の実態や地域の実情を踏まえた適切な通学距離の基準を設置すること」と記載されています。
庄内町では、徒歩通学を基本として、小学生は4キロメートル以上の通学距離の集落を通年スクールバス運行としております。また、児童数の減少により登校班が組めない場合(児童数が1名)や長期に渡り道路工事等が行われ通学路として危険と判断される場合など、学校からの意見も含め、毎年見直しを行いながら実施しております。
また、熱中症対策に係るスクールバス臨時運行による下校に関しては、前日16時に環境省から発表される暑さ指数予測値が酒田及び狩川地点のいずれかが30以上(小学校は翌日15時時点)ある場合に翌日の下校にスクールバスを臨時的に運行しておりますが、登校時は、基本的には暑さ指数予測値が30を超えることはないと考えております。また、スクールバスの台数及び運転手にも限りがあるため、登校時の熱中症対策に係るスクールバス臨時運行は計画しておりません。
今後も児童生徒が安心安全に学校生活を過ごせるように学校と連携を行いながら実施してまいりますのでご理解ご協力をお願いします。