町湯について
更新日:2025年11月5日
提言・質問
9月定例会で、町湯の駐車場問題についての一般質問がありました。町は、平成24年12月25日締結の、「梵天の湯庄内温泉源泉使用賃貸契約書」に基づき、20年間貸与されることを答弁されております。
しかし、情報公開請求で、町とJAたがわとの町湯駐車場賃貸契約書(20年契約)の写しを照会した所、契約書不存在との回答を頂きました。
源泉使用賃貸契約書には、第4条 町は物件を適正に管理しなければならないものとし、物件を改修、修繕等しようとするときは、あらかじめ甲乙協議の上、書面により甲の承認を受けなければならない。第7条 この契約に定めがない事項については、甲乙協議の上、定めるものとする。とあります。
それならば、駐車場として借りるのであれば、町としてお願いだけではなく、協議したことを書面にて、残すことがお互いの礼儀ではないでしょうか。
町湯の営業に支障が出ないよう配慮することは、町としての責任です。また、無償で駐車場を借りることは、JAたがわの組合さんへの利益損失になることは理解すべきです。
その上で、今後、町湯が町民の健康福祉として必要なのか、費用対効果を含め、きちんと明解に説明をお願いします。定例会を傍聴し、町長や課長の説明に疑問やおごりを感じました。
回答 商工観光課観光物産係 電話:0234-42-2922
先般、9月に開催された議会定例会における一般質問の質疑内容について、お問い合わせをいただきました。
議会において、町湯で使用している源泉については、平成24年12月25日に庄内たがわ農業協同組合と締結した使用貸借契約に基づき、温泉施設の用に供している旨、駐車場敷地については協議に基づき無償で利用させていただいている旨を説明させていただいております。
ご意見は受け止めさせていただきますが、無償利用がJA庄内たがわ様の組合員の利益損失となり得るとのご意見については、駐車場利用について、町が独断で利用しているものではなく、町とJA庄内たがわ様との合意を踏まえて対応させていただいていることをご理解いただきたいと思います。
なお、町湯の源泉使用賃貸契約書には「改修や修繕等については協議の上、書面で承認を得るべき」と定められていますが、駐車場の利用についてはこれとは別の取り決めとなっている点は、ご理解下さい。
町湯は「町民の健康と生きがいづくり、中心市街地の活性化及び地域の雇用創出を図るため」設置しており、直近では、年間11.4万人(324人/日)の利用をいただいています。このことは、町湯に係る経費を含めて、毎年度、議会に報告しているものです。引き続き、雇用創出を含め目的に見合った活用がなされるよう、また町民の皆さんからご理解をいただきながら、指定管理者と連携し事業を進めていきたいと考えています。
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